殺意認定「感覚と法律で違った」=殺人未遂判決で裁判員−横浜地裁(時事通信)

 知人男性を包丁で刺したとして、殺人未遂などの罪に問われた無職菊池弘被告(51)の裁判員裁判で、横浜地裁(大島隆明裁判長)は25日、懲役6年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。
 弁護側は「男性を脅かすつもりで殺意はなかった」として、傷害罪を適用して執行猶予の判決を求めた。しかし、判決は「鋭利な刃物で人体の中心付近を深く突き刺し、常識的に命の危険があることは分かる」と殺意を認定した。
 判決後の記者会見で、裁判員を務めた30代の男性会社員は「自分の感覚と法律でいう殺意が違った。雰囲気や言動かと思っていたが、残された証拠や証言から、殺意が成立するか考えるということが分かった」と述べた。 

【関連ニュース】
【特集】裁判員制度
国選報酬を過大に請求=詐欺容疑で弁護士逮捕
男児暴行死の父、強盗事件で逮捕=880万円奪った疑い
路上強盗、男3人逃走=ナイフ突き付け衣服も
取り調べDVD、裁判員初の再生=強盗殺人公判

<入試出題ミス>理科で、全員に得点 国立高専(毎日新聞)
二所ノ関部屋マネジャー?首つり自殺 大阪(産経新聞)
無登録でマンション管理 適正化法初適用 容疑の男書類送検(産経新聞)
運転トラブルで暴行、死なせる=出頭の43歳男を逮捕−京都(時事通信)
<窃盗団>資産家狙い、被害1億円超か 福岡県警など逮捕(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。